『水加減』

『水加減』<2020年10月11日(日)>
 「道具は何であれ、炊き立てが食べたい」。『天声人語(201011)』お米について思う。映画監督の岡本喜八さんはヤカン一つで米を炊きみそ汁を作った。後にフィルム缶を使ったという。筆者は土鍋で「炊けるや否や待ってましたと食べ始めるので、そこにもうまさの秘密があるように思う」と。新米の季節であるが、「今年社会に飛び出した新米も、いきなりテレワークになれるなど受難を経た。・・・立派に炊きあがるための水加減に、いつもより気を使う年である」。
 (JN) 世には様々な新米がある。米のほか、社会人、学生、生徒、児童、園児等。新しい環境は慣れるのが大変である。ある程度の期待と予想の基に入っていくわけだが、世の中、予想と現実は違う。それが新型コロナウイルスにより、更に環境は変化した。それを何とかするのが受け入れ側だが、その受け入れ側も新米になってしまったコロナ時代だ。互いに水加減や火加減など手探りであったろう。その互いの工夫の結果はどこでどんな形で出て来るのであろうか。
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