『静かな元日をはさんで心機一転』

『静かな元日をはさんで心機一転』<2019年12月28日(土)>
 寝正月とは、と『余録(191228)』。「昔は元日に戸口を閉めて、家業を休むことだった。・・・商家の大みそかは徹夜で掛け取りの攻防があり、2日からの初売りの準備もあったから元日が寝正月になるのも成り行きだったのだろう。・・・1970年代にコンビニエンスストアが年中無休営業を始め、その後は外食産業、スーパー、一部デパートにまで広がった元日営業である。それが近年は一転、スーパー、外食チェーンでも元日休業が広がり、ついに大手コンビニも元日に休む実験を始めるという。・・・年中無休は便利であるが、『のべつまくなし』はけなし言葉だ。年末年始の商いの喧噪に静かな元日をはさんで心機一転をもたらした昔の人だった。その知恵にゆっくりと思いをめぐらす元日があっていい」。
 (JN) 正月、生まれ育った我が街のお店は休みであった。昭和の働き者は364日働いても、正月は休みであった。ゆっくりとするかは別として、休んで新年を迎える。それがいつからか、正月も街の店が開くようになっていた。正月のけじめの無い日本になってしまっていた。のべつ幕なしではなく、きっちり幕を下ろす今回の試みにどんな結果が出ようか。皆様は、どんなお正月を迎えるのか。まずは、残りの今年を大事に使いたい。ゴロゴロ、ダラダラになり、けじめなくし年を迎えないようにと思っていますが。
#寝正月
#元旦はお休み
#のべつ幕なし

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