『尊敬する人はと問われたら「一生懸命勉強している浪人生」』

『尊敬する人はと問われたら「一生懸命勉強している浪人生」』<2019年5月26日(日)>
 上原浩治は「鳴かず飛ばず」であったのか。『筆洗』(190525)はその生き方を思う。「いきなり空高く舞う天才たちがいる野球の世界で、鳴かず飛ばずの日々に力を蓄えて、だれより高く飛んだ人だろう。巨人・上原浩治投手である。・・・尊敬する人はと問われたら「一生懸命勉強している浪人生」と答えるそうだ・・・故障の日々を浪人時代のつらさを思って乗り越えたという。特別な身体能力には恵まれていないそうだ。心身すべてで球史に残る名場面を生んできた。まだできるの声もある。優勝争いの時期を避けたいと身を引いた。翼のたたみ方の見事さも、鳴かず飛ばずの時を生きた人らしい」。
 (JN) メジャーリーグ時代のマウンドからジャンプするような投球フォームが好きであった。躍動感あり活き活きしている。それに、そんなに早くない速球にバッターが打ち損ずる。そのやり取りが素晴らしかった。そんな上原浩治の投手生命の終焉が来てしまった。ご苦労様でした。平成の時代をプロとして大活躍した大投手である。何より、上原の生き様を称賛したい。彼のこの力、浪人時代に培われたのであろうが、その浪人の道を選んだこと、これはどこにあったのであろうか。19という数字を忘れずに、彼はこれから何にトライして行くのであろうか。今後も楽しみである。何の力にもなりませんが、応援を続けます。

f:id:morningstar:20190526091956j:plain