『バンタムというところは あの力石徹が命を捨ててまで』

『バンタムというところは あの力石徹が命を捨ててまで』<2018年3月5日(月)>
 「最初の計量は二・三キロオーバー。恥ずべき大幅超過である」。『筆洗』(180305)は「WBCバンタム級前王者に読んで聞かせたくもなるではないか」と。それは『あしたのジョー』である。「『バンタムというところは あの力石徹が命を捨ててまで』、『「おれとの男の勝負のためにフェザーから下りてきた場所なんだ』。王座は剥奪されるものの、戦績に黒星を残さぬため意図的にやったのではないかとの世間の見方は消えまい。わずかな体重差でさえ有利不利に働く勝負である。この気分の悪い対戦で歴史に残る名ボクサーはリングを去るのか。あの試合、倒されても倒されても向かっていくサウスポーの闘志が忘れられない」。
 (JN) 自分の体重の変化は今ミドル級である。現在の伸長になったころはジョーと同じバンタム級であった。それが、フェザー級・・・ウェルター級と階級を上げていった。最近、更に階級が上がった。しかも、筋肉が落ちたから、表面は柔らかく、でも固く曲がらない身体になってしまった。この体重クラスは自然と上がっていくが、落とすのは大変である。それでも私は体力を考えなければ落としていけるが、チャンピオン戦は12ラウンドも動き続けなければならないからその準備は受難である。恥ずかしながら私は1ラウンドのシャドーボクシングさえできない。一方、彼らは全ての神経を集中し身体を動かし続ける。この競技は命がけだ。この日のために、ぎりぎりの体重調整をしながら体を準備する。2.3キロの体重オーバーなど信じられない行為である。無期限資格停止は減刑される可能性がある。ボクシング界から追放すべきである。