『私たちの耳の中では「エラのかけら」が働き続けている』

『私たちの耳の中では「エラのかけら」が働き続けている』<2018年3月3日(土)>
 今日は耳の日、『筆洗』(180303)は古代ギリシャのゼノンや寺田寅彦の話を紹介する。<私たちには耳は二つあるのに、口はたった一つしかないのはなぜか。それは、より多く聞き、話すのはより少なくするためだ>。<眼は、いつでも思った時にすぐ閉じることができるようにできている。しかし、耳のほうは、自分では自分を閉じることができないようにできている。なぜだろう>。なるほどね。そして、解剖学者の岩堀修明さんの『図解・感覚器の進化』によると「元来、体の平衡を保つための感覚器として生まれたと・・・。私たちの耳の中では「エラのかけら」が働き続けているのだ」と。
 (JN) 三半規管が元々主役であったのか。耳はエラから発達したのか。進化はもう止まっているのか。これからも進化続けるのか。そうか、口、鼻および耳はつながっている。音に関しては外部からの発信を受信するのは耳。六十数年お世話になり、退化してきたが、エラに戻ったりしないであろうか。大分、感覚は低下してきたから、そろそろ呼吸ができるようになるかもしれない。まあ、それはあり得ないであろうか。年を取るほど人の話を聞かなくなるというが、要は聞こえなくなっているからでないか。今日は耳の日、耳に感謝しましょう。これからも、良いことも悪いことも聞いてください。偶には良い音楽を楽しめるようにしますから、当分お付き合い願います。