『SNSユーザーに大量の偽フォロワーを販売した・・・』

『SNSユーザーに大量の偽フォロワーを販売したとされる会』<2018年1月31日(水)>
 芥川龍之介は晩年にドッペルゲンガーに悩まされていた。今、SNSの世界でも、と『余録』(180131)は伝える。「何とも不吉なドッペルゲンガーである。ならばSNSで、英BBCのウェブサイトによれば、米国で他人の身元を盗み、SNSユーザーに大量の偽フォロワーを販売したとされる会社への捜査が始まるという。偽フォロワーを買っていたのは俳優や起業家、政治評論家らの著名人たちだった。いやはや当人の知らぬ間に分身がせっせと影響力のペテンに奉仕させられるネット社会の『影の病』である」。
 (JN) フォロワーが沢山いて「いいね」をいっぱいしてもらえる。それは、有名人になりたかった人には嬉しいことであるのか。有名人ではなく唯のサラリーマンでももちろん嬉しいが、お金を出してフォロワーを作り出すとは。なんでも商売になるものだ。一方、唯のサラリーマンは日々、友だちリクエストをしてくる謎の若い女性に引っかからないようにしている。見知らぬ世界のお友達を増やしたいのだが、怖くて怖くて、承認ができない。こんなじいさんに若い女性がリクエストしてくるわけがない。怪しげな男の影が・・・・。これも「影の病」か?