『ヒュッゲにはヒントがありそうだ』

『ヒュッゲにはヒントがありそうだ』<20118年1月28日(日)>
 デンマークは、昨年43%の電力を風がもたらしたという。『余録』(180128)はデンマークの人々の生き方を思う。「自然の恵みなど身近なものを大切にする価値観は『ヒュッゲ』という言葉に象徴される。人と人とのふれ合いから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気。たとえば家族でこたつに入ってミカンを食べることだという。物質的な豊かさは追わないが、ひと手間や時間は惜しまない。何より人とのつながりを重んじる。ヒュッゲにはヒントがありそうだ」。
 (JN) 「ヒュッゲ」、物より者が大事。一人物を所有するより皆と体験する。それもモノやカネにものを言わせてではない。日本列島の生活も嘗ては質素であった。それがアメリカナイズされていつの間にか、ものだらけである。自分は質素ながらも部屋の中は使わないモノがゴロゴロしている。今後の人生で使う必要のないモノが多い。幸せを計ることはできない。量でも数でもない。幸せを感じることは人により様々であり、黄金色に囲まれること幸せとする人はそれを目指せばいいのであろうが、貯めておいてもトラブルの元である。何れにしても、モノも幸せも皆で共有すべきなのであろう。