『元日や今年もあるぞ大晦日』

『元日や今年もあるぞ大晦日』<2017年12月26日(火)>
 大晦日と言えば、江戸の時代は借金取りとの攻防であった。そして現代、『余録』(171226)は政府の借金に物申す。「膨らむ借金をよそに、当面の実入り増の皮算用を頼りに支出を増やすのはまともな算段なのか。総選挙では消費増税の使途変更で大勝した首相だが、来年は新たな財政健全化目標を示すという。ならば持続可能な社会保障と財政を次世代に渡す歴史的な使命のためにこそ、蓄えた政治力を用いる時だろう」。
 (JN) 問題です。赤字続きで、いくら借金してもつぶれないし、その長が首にさえならない不思議な世界であるのでしょうか。更に、この借金を減らそうということができない。あちらこちらに、羽振り欲良い顔をして歳出が増える。これでは借金がなくならない。今後の見通しが良ければ、何とかなるさと言えるが、子どもは減り、年寄りが増えるこの傾向は続き、国の生産能力は落ちるばかりである。借金を返せるという確信があるのか。若い君たちの将来に期待するという無責任な政治ではならない。お金の出てくる小槌はない。国民は羽振りの良いことに疑問を持って投票に臨まなければならない。現状の政治を認め続けることは自分の未来やその後の人々にどういうことを強いることにならないか。