『一度に座る時間が長い人ほど死亡リスクが高い?』

『一度に座る時間が長い人ほど死亡リスクが高い?』<2017年10月17日(火)>
 「最近の『座る』をめぐる研究で、米国の医学チームによると、あまり長時間座っていると早死にする危険が高くなるという」結果に対して、『筆洗』(171016)の筆者は早速に試みたが、「実際、本稿、書き上げるのにいつもの二倍の時間がかかっている」とのことである。スタイルは人それぞれである。パトリシア・ハイスミスの原稿の書き方はベッドの上にすわり、アーネスト・ヘミングウェーは立って書いた。「三十分座ったら立って体を動かすなどの『シット・レス、ムーブ・モア』を提唱しているが、勉強に仕事に『椅子よさらば』とはいかぬところ」である。
 (JN) どういうところで、どんな格好で読んだり書いたりすると良いのか。個人的な意見を言えば、それしかできない場所がいい。スタイルは寝ていようが、立っていようがどうでも良い。心弱き者ゆえ、他にできることがあると、そちらに心が行ってしまう。否、坐っていても寝転がっていても、寝入ってしまうので、立っているのが一番良いかもしれない。それが、健康に良いならずっと立っていようかとも思うが、どうでしょうか。試しに、どこかの大学で実験してみてはどうだろうか。1教室を立机教室、1会議室を立机会議室、1部署を立机事務室にしてみてはどうだろうか。おや、京都の大学では既に寝っ転がって学習できる施設があった。