『南北に長く自然の多様な列島。それぞれの大地を耕す・・・』

『南北に長く自然の多様な列島。それぞれの大地を耕す人々のリレーのうえに私たちの食生活がある』<2017年4月15日(土)>
 欧州では「貧者のパン」を言われたジャガイモが私たちの食生活を楽しませてくれるが、いまスナックメーカーが、一部のポテトチップスが販売を休止・終了していることに、「天声人語」(170415)は思う。「好みの商品が休止にならないか、気になる方もおられよう。九州で収穫が始まるのは5月ごろで、メーカーは農家に前倒しを頼んでいるという。南北に長く自然の多様な列島。それぞれの大地を耕す人々のリレーのうえに私たちの食生活がある。小さな菓子の袋が改めて教えてくれる。」
 (JN) ジャガイモ、大好きである。ビールとポテトチップス、幾らでも進んでしまう。蒸かしてバターか、それともマヨネーズサラダも良い。60過ぎの者にはいかがなものかと言われるが、やめられない。そんなジャガイモが好きでも、昨年の夏まで、ジャガイモが雨で腐ってしまうなんてことを知らなかった。農家は自然との闘いで大変なのに、それに価格の嵐も吹いてくる。好きなポテトチップスが好きに食べられなくなることを皆さんはどう考えるか。自分の口に入るまでの生産と流通の工程、そして、その歴史をせっかくのチャンスだから飲み過ぎずに想像してみよう。