『やあ、ジュリア。初めまして』

『やあ、ジュリア。初めまして』<2017年3月26日(日)>
 ジュリア、「セサミストリート」に新しいマペットが加わった。「筆洗」(170326)は非営利団体「セサミワークショップ」の行動を紹介する。「四歳の女の子ジュリア。歌うことが大好き。オレンジ色の髪。そして、もう一つの個性は自閉症であること。起用は自閉症の子のいる家族からの声だったそうだ。米国では就学児のうち、六十八人に一人の割合で自閉症がいる。理解されないジュリアが現実にいる。人によって方法は違うけれど、あらゆる方法、個性を認め合おう。一緒に遊ぼう。それがメッセージである。」
 (JN) 「セサミストリート」、まだ続いていたのか。四半世紀ほど前に、我が家の子供らが幼かったころに楽しんでいた記憶がある。個性的な住人の生活する街、子供より私が楽しんでいたかもしれない。そこにジュリアが加わった。多様性を排除する大統領では思いつかぬ自然な行動であろうか。この起用までの苦労と、これからの対応はまだまだ理解されていくのは時間がかかろうか。日本のように海に閉ざされたためになんとなく国家が成立している民は多様性に排他的であり、人気子供番組に取り入れることができるであろうか。4月からの登場するジュリアには存分に個性を発揮してもらおう。