『うつむかず、青空に向かって目を閉じれば、春のスイッチ・・・』

『うつむかず、青空に向かって目を閉じれば、春のスイッチがそっと入る音が聞こえるかもしれない』<2017年3月25日(土)>
 「筆洗」(170325)は、詩人・高階杞一さんの「春のスイッチ」という詩を紹介する。<春になったら/花が/いっせいにひらく/どこかで/誰かが ポンと/スイッチを入れたみたいに/ぼくにも/こんなスイッチ あるのかなあ>。そして、<長い冬が過ぎ/いっせいに/ぼくのひらくような日が/いつか/ぼくにも/くるのかなあ>と結ぶ。「うつむかず、青空に向かって目を閉じれば、春のスイッチがそっと入る音が聞こえるかもしれない。」
 (JN) 我々にはいろんなスイッチがあるだろう。このONとOFFが極端であると困る。徐々に段階を踏むスイッチでないと、急変は様々なトラブルを起こす。そのそれぞれのスイッチが人によって様々なのである。急にスイッチの入る人がいると、周りは訳も分からず、当惑する。会話になると直ぐスイッチの入る人がいると、他の人には話すチャンスが無くなる。私は、お酒でスイッチが入ると、記憶のスイッチが壊れてしまう。若者は、春のスイッチで恋が始まる。恋のスイッチの線が切れてしまった者には羨ましい限りである。春とともに花粉症のスイッチが入りそうなところを何とかごまかしている今日この頃である。そして、新年度近し、ストレスのスイッチを何とかして、徐々にやる気を盛り上げよう。