『「プレミアムフライデー」がきょうから始まる』<2017年2月24日(金)>
花金の復活？「華やいだ金曜日を復活させようという『プレミアムフライデー』がきょうから始まる」。「余録」(170224)はこれを「そう聞けば『仕事が減らなきゃ帰れない』『消費する金がない』『客や取引先に迷惑がかかる』などと不満も次々に飛び出よう。実際の盛り上がりもまだまだだが、ここは日本企業の宿痾たる長時間労働の是正へむけた意識改革の大きなステップに変えていけばいい」と。
（ＪＮ） 仕事時間は短いに越したことはないが、現場としてはそう簡単に仕事の時間を短くできないのが実情である。しかも更に、時間外労働を減らせと。仕事の効率化せよ。しかし、日本は労働効率が悪い。それをなんとかせよ。そのためには、日本の風土をどうにかせねばならない。ダラダラ会議を止め、根回しに振り回されず、仕事中の無駄話を押さえ、タバコの喫煙時間を減らし、上司の自慢話の相手をしない、･･･････。否、もっと根本的に、仕事に対する考え方を変えねばならないかもしれない。でも、この目的は働く者のためのプレミアムなのだろうか。消費拡大を掲げていては、どうも気が進まぬ。早く仕事を終えたら、消費拡大のお手伝いをするより、静かに一人のんびりするか、フライデーを相手にお喋りしましょうか。
