『ふんわりと湯気が立つような、愉快な北国の言葉』

<2017年1月21日(土)>
『ふんわりと湯気が立つような、愉快な北国の言葉』
 「内風呂をたてる、『とうほく方言の泉』によると<酒を飲む>ことを表すという」。「筆洗」(170121)は続ける。「立春までの二週間が、一年で一番寒いとき。熱い「内風呂」が格別の季節だが、『とうほく方言の泉』には「トタテ」なる言葉も紹介されている。戸をたてる、戸締まりをするという言葉が、秋田では「うたげの席に最後まで居座り続ける人」を指すという。「内風呂」をたてすぎて、ついつい「トタテ」となる。ふんわりと湯気が立つような、愉快な北国の言葉である。」
 (JN) 昨夜は、山形の友人を中心に内風呂たてた。昨日は冷え込んでいたため、内風呂は身体も旧交も温めてくれた。ただし、長湯をしすぎたため、体力を相当使い、本日は疲れ切っていた。正にトタテであった。肴はお任せであったので、飲むそして喋るがただ繰り返される。店の戸を出て、列車に乗り、何とか乗り過ごすことなく帰宅する。そして、内風呂に入るも、気持ちよく、湯気の中で気を失いそうになった。内風呂よありがとう。