『高齢者運転者、被害者を出してはならぬ。そして加害者も・・・』

<2016年11月15日(火)>
『高齢者運転者、被害者を出してはならぬ。そして加害者もつくってはならぬ』
 「どうも、車庫が縮んできている」。「筆洗」(161115)は、高齢者運転の一例として、映画「人生の特等席」(二〇一二年)の場面を紹介する。そして、訴える。「生活の足がないなどやむにやまれぬ事情の中でハンドルを握る高齢者もいる。京都府京丹後市では、一般の人が運転手となり安い運賃で高齢者を運ぶ『ささえ合い交通』に取り組んでいると聞く。参考になるだろう。被害者を出してはならぬ。そして加害者もつくってはならぬ。」
 最近、本当に高齢者の交通事故が目立つ。これは、周りの者の責任である。自分も感じるこの加齢とともに微妙な感覚が弱ってきている。その微妙が歩くだけなら、それも何とかなるが、自動車のスピードとなると、事故につながってしまう。運動能力は人それぞれに差はあるが、高齢者には若いものが移動のサービスをすべきである。車庫が縮むなら良いが、寿命を縮めるようなことをさせてはならない。(JN)