『国際的にも文化的意義を持つ重大な日』

<2016年11月3日(木)>
『国際的にも文化的意義を持つ重大な日』
 新しい憲法、「すべての国民の心をあつめて新しい日本をうち立てるには、わかりやすく書かなくてはならない」。「「筆洗」(161103)は、本日で70年を迎える憲法発布の日にあたり、山本有三が説いた本日を「文化の日」とすることを想う。「(憲法は)世界のいかなる国も、いまだかつて言われなかったところの戦争放棄という重大な宣言をした。これは日本国民にとって忘れ難い日であると共に国際的にも文化的意義を持つ重大な日である」。その言葉遣い一つ一つに、憲法を国民のものにしようとの先人の思いが込められている。」
 文化の日って何であろうか。調べると「自由と平和を愛し、文化をすすめる」とある。これは、どういう意味であろうか。やはり、平和憲法の公布の日であるという事に帰するのか。日々、憲法改正論議が続いているこの頃、私たち国民は、それぞれにその意味を捉えて、自由と平和を考えねばならないのか。ところで、文化をすすめるとはどういう意味なのか。「文化の日」の文化である。皆さんは意味を解しておられるか。本日は平和憲法発布という「国際的にも文化的意義を持つ重大な日」なのである。(JN)