『四月四日は子をあやす「よしよし」に・・・』

『四月四日は子をあやす「よしよし」にちなんで、「子守唄の日」だそうだ』
 「音楽、歌はどこから生まれてきたのだろう。母と子のコミュニケーションから生まれたという説がある。」「筆洗」(東京新聞/2016/4/4)では、子守唄についていくつかの説を紹介する。「泣きじゃくる赤ん坊をなだめ、落ち着かせるため、子守歌が必要になった。最近の研究では赤ん坊の痛みまで軽減する効果があるそう。<ねんねんねんねんろろろろ>。聖徳太子を寝かしつけた文句。<春雨や明けがた近き子守唄>室生犀星。「明けがた近き」とは子守歌も大変な負担である。母と子から歌は生まれたと書いたが、父親が歌い手を積極的に引き受けるのは当節の常識である。」
 歌や音楽には、まだ解らぬ力がある。聴くも良し、自ら歌うのも良し。自分は子守唄を聴いたかわかららない。覚えているのは、父の背中で聴いた歌である。幼稚園のころであろうか。しかし、子守唄ではなかった。軍歌である。まだ、部分部分を覚えている。「貴様と俺とは・・・・」、「七つボタンは・・・・」、「・・・・」。幼児教育は、軍歌であったか。父親が歌い手を引き受けるときは、母親より予め指導していくことが必要だ。(JN)