『日本を訪れた人たちが無事、帰国の途につく』

『日本を訪れた人たちが無事、帰国の途につく』
 「春秋」(日経/2016/2/28付)は、日航の新しい制度から、海外からの客への「おもてなし」を思う。「上空での急患の発生に素早く対応しようと、日本航空が新しい制度を取り入れた。医師に事前に登録してもらい、その人が搭乗手続きをすると、自動的に把握できるという仕組みだ。私たちも身の回りにちょっと気を配ることで、事故や犯罪の未然防止に役立てるかもしれない。日本を訪れた人たちが無事、帰国の途につく。それこそが何よりの『おもてなし』であろう。」
 海外からの観光客を迎える。持て成しは、できる範囲で心を込めて行いたい。それは、どんなものなのだろうか。着飾らずに日本を知ってもらう。目的を「おもてなし」にすることではなく、「おもてなし」の心を以て受け入れをしていきたい。それはまた、日本の押し付けではなく、安心して日本を楽しんでもらうことである。それは、結局、私たちが安心して生活できることである。そのために、危険なことが起きないようにするには如何にするか。また大きな地震が起きたときどうすればよいか。その対応を積み重ねていくことである。みんなが幸せに、福は内、福は外。(JN)