『逆らっても損とばかりに首相支持、<エライヤッチャ・・・』

『逆らっても損とばかりに首相支持、<エライヤッチャおだてろ>である』
 自民党の安倍総裁の無投票再選の見通しに、東京新聞「筆洗」(2015年8月30日)は、「各派はごまをするべき相手を間違えている」と嘆く。「『ゴマスリ行進曲』は一九六五年公開の映画『日本一のゴマすり男』の挿入歌。<ゴマをすりましょ、陽気にゴマをね><朝も早よから夜中まで身震いするよなうまいこといおう><エライヤッチャおだてろゴマすってのせろ>。ごますりという言葉自体、最近はあまり聞かぬ。絶滅危惧種か、と思いきや自民党である。有力な安倍総裁の無投票再選の見通しと聞く。<エライヤッチャおだてろ>である。無投票は国民に失礼と指摘したのは野田聖子さん。もっともな意見で、第一に考えるべきは国民の党への目。各派はごまをするべき相手を間違えている。」
 皆様それぞれの目的を持っておられる。そして、その中で国民に対する自分の在り方や民主主義への理解も違う。しかし、為政者は、何を一番にしなければならないのかを自分の目先の安全に在ってはならないだろう。この党首で良いのか、否私以外にい
ないと思っているだろうに、なぜ出てこない。それより、ごまをすって内閣や党の要職を執る方が良いか。やはり、上手にごまをすり、ごまかしていくしかないか。何とか、野田聖子さんをすり寄る人はいないのか。因みに、わが家の派閥争いはここ28年、体制は変化なく大奥の権力が継続されており、我が派閥はマイナーである。「おだて」や「ごますり」など効かない厳しい状態である。(JN)