草に臥ておもうことなしわが額に糞して鳥は空に遊びけり

  • (日経/春秋)一昨年亡くなった歌人の竹山広、「体制という櫓にて微笑せる金正日がまた手をたたく」。いま、金正恩が軍と党と国のトップに立とうとし、さらに平和のアピールのためにロケット発射実験をしようとしている。あすが死後100年の石川啄木が「草に臥ておもうことなしわが額に糞して鳥は空に遊びけり」と詠ねでいる。平和とはそういうもの。=>(JN)軍に力ある限り、体制は変わらない。平和も望まれない。