- （日経／春秋）「一番列車に歓呼の渦」。1984年(昭和59年)4月2日の新聞の見出し。三陸鉄道が開業した日の話。この鉄道構想は明治の大津波の復興策として浮上した。岩手県出身の原敬らの尽力で大正時代に建設予定路線になったものの、工事が本格化したのは昭和40年代。しかし、国鉄再建で廃線候補になり、地元の出資する第三セクター第1号がこの鉄道。今回の震災と津波で駅舎や線路ごと流され、復旧はまだ3分の1。住民の足の確保なしには復興はあり得ない。繰り返す大津波を乗り越え、再び地域は一丸となれるのかが、鉄路の行方を決める。
- （日経／社説）◆震災協力を機に中韓と共助の関係を。◆主婦の年金救済は公平貫け。
- （日経）夏のドコモ、月・火曜休み、節電へ輪番休業拡大。
- （日経）パソコン価格急落。3月に比べ15%、震災で春商戦不況、スマートフォンと競合。
