中国利上げ

  • (日経/春秋)ナポレオンとバルザックが「国の中で最も強い権力の持ち主」として恐れたのが予審判事であった。今の日本に予審はないが、ザックリした言い方をすれば、それは特捜検事である。どちらも捜査権限を持ちつつ、裁判にかけるか否かを決められる。大阪地検特捜部の証拠改ざん・隠蔽事件を受けた最高検の検証が公表された。地に落ちた信頼を取り戻す長い道のりの第一歩になるのか。フランスの女性予審判事は「犯罪を捜査し裁くことができるのは、民主主義が機能していればこそです」と。今、日本の特捜部は開店休業という。
  • (日経/社説)◆総長辞任だけで検察の信頼は戻らない。◆核軍縮に中国も取り込め。
  • (朝日/社説)◆公安情報流出、あまりにも遅すぎた謝罪。◆靖国合祀判決、信教の自由を守れたか。
  • (日経)中国、追加利上げ、0.25%、インフレ抑制。