エジプト無政府状態

  • (日経/春秋)「親が死ねば山に葬り、子が死ねば(親の)胸に葬る」。李秀賢さんをしのぶ会で父親が泣き息子への思いを韓国のことわざにこめた。10年前のJR新大久保駅で人命救助で命を落とした息子、「日韓の懸け橋になりたい」。息子の志をついで、全国から集まった見舞金などをもとに奨学金制度が生まれた。「エルエスエイチアジア奨学会」の支援を受けた学生は9年間で485人に上った。奨学金授与式のたびに来日する。「妻は毎年、新しい息子や娘たちに会いに来るようだと」。日本で学ぶ外国人学生は約17万5千人、支援体制まだまだ。「第三の開国」も案外、こんなところに解があるのでは。
  • (日経/社説)◆エジプトでも独裁はもう続かない。◆政府は幼保一体の約束を守れ。
  • (朝日/社説)◆米ロ新条約、障害越え一層の核軍縮を。◆日体協100周年、国体の是非を問い直せ。
  • (朝日)エジプト無政府状態。軍、民衆デモ制止せず。