イチロー10年連続200安打

  • (日経/春秋)海にも紅葉がある。有明海の干潟に、秋になると葉が真っ赤に変化するシチメンソウが群生している。塩水で育つ不思議な植物である。なぜ赤くなんのためにここで。科学が解明しきれていない謎が、小さな草の中に詰まっている。地球上の生き物の「多様性」を守ろうと、各国代表の声が国連総会で飛び交った。この40年ほどで、世界中の脊椎動物の個体数が3割も減ったと。有明海のシチメンソウ群生地は、年ごとに面積が小さくなっている。今年は、まだら模様に荒れている。海と陸の微妙な均衡の中で生きている「海の紅葉」の美しさを思い、背筋を正す。
  • (日経/社説)◆日本の金型技術を守るのは当然だが。◆科学予算に若干の目を。
  • (朝日/社説)◆第三国定住、難民が暮らしたい国に。◆大相撲、組織の正常化はまだだ。
  • (朝日)イチロー10年連続200安打。36歳体脂肪率6%。史上初、弧高の極み、おごらぬ「天才打者」。