65回目の終戦記念日 大学の国際化

  • (日経/春秋)玉音放送が流れた8月15日、「夏の太陽がカッカと燃えている。蟬がしきりと鳴いている。音はそれだけだ。静かだ。」(高見順「敗戦日記」)その中で、誰もが茫然自失となってただ頭を垂れていた、と思い込むのは早合点だ。当日のNHKラジオひとつとっても終戦関連ニュースにあふれ出ている。じつは多くの日本人が敗戦を冷静にかみしめ、そこに至る過ちを心に問うていたかもしれない。それから65年。年月を重ねるごとに、そんな自問が薄れていくように思える8月15日である。鎮魂の祈りを捧げつつ、やはり「なぜ」と繰り返したい。
  • (日経/社説)◆敗戦の教訓をいま生かしているか。◆中央アジア資源外交に弾みを。
  • (朝日/社説)◆65回目の終戦記念日、「昭和システム」との決別。
  • (日経)加速する大学の国際化。留学生争奪、新興国熱く。米英も積極化。日本は意識改革必要。中国、2020年までに50万人。韓国、受け入れ目標10万人。