都心ホテル回復 はやぶさデビュー

  • (日経/春秋)なにんにも用事がないけど、汽車に乗って大阪へ行ってこようと思う。内田百輭の「阿呆列車」シリーズの冒頭。用がないから出かける贅沢。終戦から5年、国鉄に特急が復活したころは客車は3段階、一等車は名だたる紳士淑女。しかし平等志向の世、2段階になり現在に至る。そんな歴史がきょうまた変わる。東北新幹線の新車両「はやぶさ」に誕生した「グランクラス」。グリーン車より上等。百輭は行動を束縛されないため「切符を当日まで買わない」としたが、販売と同時に売り切れの「グランクラス」には乗れない。いまどきは阿呆列車もままならない。
  • (日経/社説)◆親子上場を解消し高率向上ねらう企業。◆利上げ探るユーロの「二速経済」。
  • (朝日/社説)◆予備校生逮捕、若者の失敗、どうみる。◆中国国防費、不透明さが懸念を呼ぶ。
  • (日経)都心ホテル客足戻る。ビジネス需要で単価回復。
  • (日経)時速300キロの巣立ち、はやぶさデビュー。