授業中の規律 ヘリ墜落 大学全入時代

■授業中の規律保持に負担感、新任教員の4割以上、都調査(日経)
ロサンジェルス、山火事、2000平方キロ焼失。死亡7人(日経)
■「全入時代」確実に進む(産経)
−18歳人口の減少で国内の大学・短大は、志願者数と入学者数がほぼ一致する「全入時代」を迎える。今春の入試で入学者数が定員を下回る「定員割れ」となった4年制の私立大学の割合は、過去最悪だった前年とほぼ同じ39・5%だった。
−一方、今年3月に高校を卒業した生徒の大学・短大現役進学率は前年度比2ポイント増の51%と初めて5割を超えた。文部科学省は今春にも全入時代に突入すると予想していたが、平成19年度の入学者数は69万8000人で、志願者数77万2000人の90%だった。文科省は「志願者が想定以上に多かったが、進学率は着実に上昇している。全入の方向に進んでいることは確か」としている。
■専門学校 減る入学者、対策躍起 高卒就職率改善、大学の“多角化”影響(産経)
−志願者数と入学者数がほぼ同じになる「大学全入時代」に入り、全国の専門学校が生徒獲得に苦戦を強いられている。文部科学省によると、専門学校の入学者数は4年連続で減少し、少子化が進んでも堅調に推移した専門学校人気に陰りが見え始めているという。背景には、高校新卒者の就職率改善に加え、美容師やマンガ家の養成など大学が、“専門学校化”していることがあるようだ。
大阪市西区の日生看護専門学校は今年3月、経営環境の悪化などを理由に廃校し、75年の歴史に幕を閉じた。平成16年4月から男子生徒の募集も始めたが、看護師養成の4年制大学の急増などで生徒の確保が困難になり、閉校を決めたという。
−同校を運営していた財団法人日本生命済生会付属日生病院の濱田耕太郎事務長は「国の医療制度改革の影響もあり、病院をめぐる経営環境は年々厳しさを増していた。選択と集中の観点から経営資源を病院に集中することが適切と判断した」と本音を漏らす。
■定刻1分遅れで助かった?ヘリ墜落現場手前に電車(読売)
−ヘリコプターの墜落現場を検証する捜査員ら。左後方は浅香山駅に停車した電車 制御を失ったヘリコプターが住宅街をかすめ、線路上に落下した。
−27日、大阪府堺市でヘリコプターが南海高野線の線路に墜落、2人が死亡した事故。線路の両脇には民家や工場が立ち並び、現場には電車がわずか2キロまで迫っていた。墜落場所やタイミングが少しでもずれていたら、大惨事になりかねない状況だった。