高きが故に尊からず 230811

 きょうの「山の日」に『有明抄(230811佐賀新聞)』は思う◆吉田類のNHKの『にっぽん百低山』は、全国各地の身近な低い山の魅力を伝えている◆先月の放送では佐賀県黒髪山(516m)と天山(1046m)が続けて登場した◆低くても魅力的な山がある。地元の人に親しまれてきた歴史もあり、番組のサブタイトル通り〈山 高きが故に尊からず〉である◆バブル景気に沸いた頃、三高(高学歴、高収入、高身長)が流行語になった。人間も何かと高い方が羨望の対象となるようだが、高きが故に尊からずである。きょうは「山の日」。高かろうが、低かろうが一歩ずつと、天山を眺める。
 (私は)重力に逆らうのがきつくなってきた。階段は頑張って登るようにしているが、先の見えない山々を登るのは遠慮している◆確かに登り切った時の爽快感は素晴らしいし、それまでの風景を楽しむのも良いが、山は見上げるものになっている◆でも、超低山へ挑戦しようか。天覧山そして多峯主山と行ってみようかな。涼しくなったらかな。我が腰は重い。

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