『#そばロボット』

『#そばロボット』<2023年7月20日(木)>
 JR東日本子会社が首都圏の店で広げつつある「そばロボット」に『天風録(230720中國新聞)』は思う▲五反田駅構内の立ち食いそば店で見たのはロボットの妙技▲頼んだざるそばは程よい味だった。「そばロボット」は季節ごとにゆで時間を微妙に変える。コロナ禍が導入のきっかけといい、人手不足の中で力を発揮するに違いない▲大手ファミレスは料理を運ぶネコ顔のロボットを導入し、妙に人気らしい。ただ注文から調理、配膳に会計まで無人化するなら少々味気ない▲星新一さんの短編「きまぐれロボット」をふと思い出す。新しいロボットは時々動かなくなる。発明した博士にただすと、実は人間を怠けさせない巧妙な設計と。機械任せもいいが、時に湯切りに人間味が出る店も居心地は悪くない。
 (私たちの)日本は、労働者人口は減少し、高齢者が増加する。今後は、ロボットに頼ることが多くなりそうだ▲そのロボットに人間らしさを求めるなら、人型ロボットであろうし、ロボットに個性を持たせたりせねばならないか。注文の品、「へーい、お待ち」と親指がどんぶりに入って出されるとか、工夫色々でしょう。
#そば #ロボット #駅構内 #立ち食い #ファミレス