『#没後450年の信玄忌』

『#没後450年の信玄忌』<2023年4月13日(木)>
 4月12日、「信玄忌」に『有明抄(230412佐賀新聞)』は思う◆家康は一癖ありそうな「たぬきおやじ」のイメージだが、「どうする家康」で松本潤さんが演じる家康は、軟弱で優柔不断◆阿部寛さんが演じるこの人物は豪胆な知将というイメージ通りの武田信玄(1521~73年)。〈為せば成る為さねば成らぬ成る業を成らぬと捨つる人のはかなさ〉、京を目指す戦いの最中の4月12日に病死◆信玄は「信玄堤」など治水を優先して国を豊かにした。民を大切にする心は統治者に求められる資質の一つ。特にロシアのウクライナ侵攻を思う時、民衆は権力を持つにふさわしい人と持たせてはいけない人を見極める必要があると実感する◆きょうは没後450年の「信玄忌」。
 (私は)半甲州人である◆憧れの信玄は、甲府の駅前に陣取る。甲府駅から出発する人は、信玄に「出陣」と後押しされる。帰ってきた時には「お手柄」と迎えてくれるかな◆もし、あと10年信玄が長生きしていたら日本はどうなっていたか。家康はどうすることもできなかったのだろうか。平和な世になっていたか。
#武田信玄 #豪胆 #知将 #信玄堤 #信玄忌