『#昭和の香りがする番組』

『#昭和の香りがする番組』<2023年2月25日(土)>
 「タモリ倶楽部」の3月末で終了に『国原譜(230225奈良新聞)』は思う。昨年秋、1982年の放送開始から40周年を迎えた人気番組だ。多趣味で博識の人物であるがゆえに成り立つ番組であることが分かる。次々と「企画」を考える有能なスタッフの存在があればこそなのだろう。鉄道、地理、音楽、建築物などテーマは多岐にわたり、まさに「雑学」の宝庫。その分野に詳しいマニアックな市井の人たちが出演するのも面白かった。先日は「広辞苑第七版」にある挿し絵の特集で編集担当者と挿し絵画家2組が登場、苦労話を語った。2600点を超える絵が使われ、写真では伝えられない細部が、絵なら再現できることを知った。また一つ「昭和の香りがする番組」が消えていく。
 (私は)夜が弱くなってしまい、タモリ倶楽部の放映時間まで起きていられない。もし、22時ごろの番組であったら、私の時間を奪っていただろう。いまでも、「ブラタモリ」が私の時間を奪っている。彼の魅力は何だろうか。あれだけのサービスを提供して行くのはしんどくなったろうか。先ずは一つ、お疲れ様。
#昭和,#雑学,#多趣味,#マニアック,#タモリ倶楽部