『#迷宮と迷路の文化史』

『#迷宮と迷路の文化史』<2022年7月29日(金)>
 W・H・マシューズが1922年に刊行した「迷宮と迷路の文化史」が今年、日本語に翻訳された。『談話室(220729山形新聞)』これを読み、迷宮・迷路を思う▼古今東西の迷宮・迷路の歴史を網羅しており、巻頭を飾るのは4千年以上前に造られたエジプトの迷宮である。「途方もなく巨大な記念建造物だった」と▼英国では12世紀ごろから芝生を刈り込んだ迷路が造られていく。17世紀以降の芝迷路は遊戯目的だったと結論付けている。若者たちが足しげく通ったお気に入りの場所で、ビールを賭けて遊ぶ手順も決まっていた▼天童市と中山町で「ひまわり迷路」が開園。それぞれ地元の児童たちが種まきや迷路の設計に関わっている。現代の迷路にも、人々の冒険心をくすぐる不思議な魅力がある。行きつ戻りつしながら進む道を思案。必ずや楽しいひとときとなろう。
 (私は)子供のころより、迷路を紙に書き、遊んでいた。これは鳥瞰できるが、自分がその中に入ると、なかなか大変である▼自民党の城や安倍の城はどうなっているのか。不都合な道は黒塗りである。どこへも行けなくなる。迷宮入りにならぬようにしっかり事を鳥瞰しよう。
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