#あちらを立てれば

『#あちらを立てれば』<2021年12月12日(日)>
 北京冬季五輪パラリンピックを巡る外交ボイコットの動きを『水や空(21/12/11長崎新聞)』は思う。〈事故を起こして沈没しそうな豪華客船。海に飛び込んでもらおうと船長が乗客の説得を始めた〉…米国人には「ヒーローになれますよ」、英国人には「ここで飛び込むのが紳士というものです」、イタリア人には「あそこで美女が泳いでいますよ」…▲ドイツ人には「規則で決まっています」、フランス人には「絶対に飛び込まないで」、中国人には「海にはうまそうな食材が」などと続き、日本人への説得文句は「皆さん飛び込んでいますよ」▲中国の人権状況を問題視し、口火を切ったのは米国。オーストラリア、英国、カナダが同調する構えを見せている▲さて日本は…。笑い話の通りならば、予想される選択は「追随」だが▲あちらを立てればこちらが立たない。難題である。
 (私たちの)首相は勝ち馬を選ぼうとしているのであろうか。それとも、人権、政治・経済、個人の思いに悩み、決断をしようとしているのか。いや、国民の思いを聞こうとしているのか。岸田色をいよいよ出す時であろうか。民主主義はイエスやノーでバッサリできないが、この行くか行かないかはどちらかしかない。でも、理由付けは色々ありそうだ。考えてみましょう。
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