『#情熱と執念』

『#情熱と執念』<2021年10月23日(土)>
 「ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」に『天声人語(211023)』は思う。オランダの富豪夫人ヘレーネ・クレラーミュラーは何かに取りつかれたようにゴッホの絵を買い集めた▼都立美術館の「ゴッホ展」を見てその収集熱に圧倒された。彼女の何かが心の底に触れたらしい▼けた外れに裕福であったが悩み多き人生▼「ゴッホの絵は魂の淵に触れる」と信じ、美術館の建設、中断がありながらも開館し、翌年1939年に亡くなった▼自分が死んだら絵を一緒に棺おけにとの考えもあったようだが、一般に公開したいとの思いになったと▼270点の収集。ヘレーネがいなけれえば、この秋、東京でまとめてゴッホの名作を鑑賞する機会は得られなかっただろう。彼女の情熱と執念、そして財力に感謝した。
 (JN) 自分の座る椅子の背後にゴッホ数点。何が良いのか、自分ではわからないが、そこにある。ずっと見るのではなく、見たくなった見る。そのために背後にある。そんなに長く見ていられない。でも、上野に行き、疲れ果てるまで見たい。12月12日まだ。
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