#要を失ったストーンズ

『#要を失ったストーンズ』<2021年8月26日(木)>
 ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツが亡くなったことに『筆洗(210826)』は思う。▼少年期から鳴り響いていた音楽が突然、消えた心地になる▼アクの強いメンバーの中で寡黙な職人のような人だった。汗だくのプレーとは無縁。退屈そうな顔で淡々とリズムを刻む。それでいて醸し出される独特なうねり。結成約六十年、主導権争いの絶えぬバンドの中で温厚な人柄と音楽性がメンバーをつなぎとめていた▼ミック・ジャガーを殴ったという意外な話がある。解散論が出た際のミックの言葉が許せなかった。「チャーリーは関係ない。彼はオレのドラマーにすぎない」。仲間ではなく使用人のような言われ方に手が出た。バンドにこだわった人なのだろう▼要を失ったストーンズ。苔むさず、「転石」を続けられるか心配である。
 (JN) ローリング・ストーンズをそれほど聴くことはなかった。でもLPはあったろうか。CDはある。早速聴いてみました。時代を感じる。ロックンロール・ミュージック。その基礎はパーカッションにあるか。チャーリー・ワッツさん、satisfaction?
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