『替え芯のある生活』

『替え芯のある生活』<2021年1月10日(日)>
 坂井修一氏(歌人情報科学者)は、『うたごころは科学する』にて、ボールペンの替え芯について、その必要性を申す。「字を書くときは、4色ボールペンを使っている。・・・これの困ったところは、インクのなくなるタイミングが色によって違うこと。1色でも使えなくなると仕事が中断。・・・だから、ボールペンを新調するときは、必ず同時に変え芯も買う。・・・わが配偶者殿も同じ種類のペン・・・。あるとき・・・『あ、黒インクがなくなっちゃった』と・・・すかさず『・・・あるよ』と私。『それ、絶対ヘンだ。人間のやることじゃない!』・・・プロ野球のベンチには控えの選手・・・シロアリ・・・スペアの女王がいる。台所の戸棚だって赤や黄色のゴミ袋・・・。替え芯のない生活は怖い。その上、この恐怖感は、わが女房殿のような人間には説明してもわかってもらえない・・・」。
 (JN) 当方も、ストックがないと心配。外出のカバンの中は、予備の本、ノート、マスク、ハンカチ、ティシュペーパー・・・が入っている。重い。自宅では、ワインやアイスクリームのストックが大事である。勿論、机の引き出しには、ボールペンの替え芯がある。これは、未来への責任を持つ生活であると考える。
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