『氏名とは何とも不思議なもの』

『氏名とは何とも不思議なもの』<2020年11月25日(水)>
 「戸籍に記載される氏名に、漢字だけでなく読み仮名も付ける方向で法務省が検討を始める」。これについて『春秋(201125)』は思う。「『小鳥遊』・・・『たかなし』。小鳥が遊べるということは天敵のタカがいない。・・・難読な名字に加え、近年は思いもかけない読み方をするキラキラネームもある。・・・国が勝手に読みを決めるわけにはいかず、かといって全国民から届け出てもらうと大変な作業になる。・・・菅義偉首相にしても、『よしひで』は難しい読みといえよう。漢字の名字を見ただけではご本人なのか、民主党政権時の菅(かん)(直人)首相なのか区別がつかない。・・・ことを急いで、名前に込めた思いや文化を傷つける結果にならぬようお願いしたい」。
 (JN) ふと、その昔、卒業証書作成の時を思い出す。手書き時代、戸籍への登録者の誤字があったり、読み仮名を右に書いてある戸籍抄本があった。漢字は難しいが味がある。読みは音訓入り乱れて面白い。「カン」が良いか「スガ」が良いか。戸籍に読みは必要なのか。大変だ。
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