『より強い麻薬へと向かう道は「つるつる」しているらしい』

『より強い麻薬へと向かう道は「つるつる」しているらしい』<2020年11月4日(水)>
 若者の大麻所持摘発に『筆洗(201104)』は思う。「一九五〇年代は米国ジャズの黄金期だろうが・・・麻薬問題である。・・・▼スタン・ゲッツは薬欲しさに薬局に押し入って逮捕されている。マイルス・デイビスの麻薬使用がひどくなったのはジュリエット・グレコとの別れが原因だったそうだが、麻薬を買うため、一時期は自分のトランペットまで質草にした▼・・・摘発者の約六割が二十代以下の若者という。・・・▼より強い麻薬へと向かう道は『つるつる』しているらしい。マイルスが書いていた。『ひどい麻薬常習癖への長くて暗くて、冷たく、つるつるした道をまっさかさまに滑り落ちつづけていた』。入り口に近づいてはならない」。
 (JN) 世の中には様々な誘惑や麻薬がある。人は誘惑に弱い。特に若者は、試みたくなる。また連帯感があったりするのか、スポーツクラブの仲間でつながってしまう。これは経験する必要がない。心と身体は壊れやすいことを若者は理解してもらいたい。つるつるした坂道を経験するなかれ。
#若者の麻薬使用
#大麻所持摘発
#ジャズの黄金期
#Kind of Blue

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