『「新常態」は美を味わう心の余裕ももたらしてくれる』

『「新常態」は美を味わう心の余裕ももたらしてくれる』<2020年7月27日(月)>
 展覧会の「ニュー・ノーマル」について『春秋(200727)』は思う。「上野公園ではミュージアムのほか動物園でも採用された。ほぼ待たずに入れて、すいている。・・・欧米でも定着・・・コロナ禍が広がる直前、パリでレオナルド・ダ・ビンチ展を鑑賞した体験を作家の原田マハさん・・・初日に日本から乗り込んだのに、チケットがオンラインの予約のみで入れなかった・・・数カ月後に再訪し、5回展示を見た原田さんは本物にふれた感動をこう語る。紙と鉛筆というありふれた素材で作ったものが何百年も人々に大事にされ、いま自分の目の前にある――。人ごみにもまれて小さな素描を眺めても、こんな感慨はもてそうにない。『新常態』は美を味わう心の余裕ももたらしてくれる」。
 (JN) 昨年の夏、香川県直島の地中美術館へ行ってきた。予約制であるため苦労した。小さな島ゆえ、そこへ行くまでの船を調べてからの予約。入館料は高いし準備が面倒であったが、行ってみると、その価値は十分にあった。一つひとつの展示を自分の時間で見ていられる。押されながら見たことの記憶のための時間ではなかった。もう安く密で儲ける時代は終わりにしたい。
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#何百年も人々に大事にされ、いま自分の目の前にある

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