『照ノ富士関が約二年半ぶりに幕内に帰ってくる』

照ノ富士関が約二年半ぶりに幕内に帰ってくる』<2020年7月17日(金)>
 日曜日に始まる七月場所、照ノ富士関が序二段にまで番付を下げてからの再入幕、史上初めてという。『筆洗(200717)』はその思いを述べる。「五回ほど親方に『もう辞めさせてください』と・・・両膝を何度も痛めたうえに、糖尿病や腎臓、肝臓の病気を患ってきた・・・久しぶりに観客を受け入れて開催される場所は話題が豊富であるが、もう一度、幕内での輝きを求める人の再起に、時節がらもあって心が引かれる・・・<人は幸運の時には偉大に見えるかもしれないが、真に向上するのは不運の時である>は、ドイツの詩人シラーの言葉という。照ノ富士関は支えてくれた人たちへの感謝を胸に土俵に上がる。口調に謙虚さも漂う。『上位で暴れてみたい』。もう一度立ち上がった人のいまの願いであるそうだ」。
 (JN) 照ノ富士関の心の支えは何であろうか。今は夢ではなく辛い現実の中で、よくぞ幕の内に戻ってきた。いろいろな声のある中、身体と心を如何に維持し目的に向かって励んできたのか。直ぐ易きに流れる自分には想像できぬことである。日頃、相撲は見ないが、7月場所は照ノ富士関に注目したい。
#七月場所
#上位で暴れてみたい
#Let me quit

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