『いま一番タイムマシンに近いのは、カラオケだと思う』

『いま一番タイムマシンに近いのは、カラオケだと思う』<2020年4月23日(木)>
 ブルーコメッツジャッキー吉川さんが亡くなった。『筆洗(200423)』はその時代を想う。「歌えば、その曲が流行した当時の出来事、学校や家族の様子まで思い出せる。さながら懐かしい時間へとさかのぼるタイムマシンである・・・一九六七年の大ヒット曲『ブルー・シャトウ』。・・・バックバンド専門だったブルコメが自ら歌うようになったのはある歌手が地方公演に遅刻、代わりに、しかたなく歌ったところ、評判になったのがきっかけと聞く。・・・ブルコメを聴き、気の重い『今』の時間から遠ざかる。<森トンカツ、泉ニンニク>。しつこく歌い、家族にいやがられたことも思いだした」。
 (JN) グループサウンズの時代、十代であった。教科書の内容よりも彼らの歌詞のほうが良くを覚えているかもしれない。でも、歌詞の意味はよくわからなかった。それほどレコード盤を聴き覚えてしまったのだろうか。何が良かったろうか。かっこ良かった。リズムか。サウンドか。カラオケは航時機のようにはいかないが、高度成長期の日本を想いだすか。今は試すことができない。頭の中をカラオケにして、静かに歌う。さようならジャッキー吉川さん。静かにお眠りください。
#ブルー・シャトー
#タイムマシン

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