『KABELSALAT』

『KABELSALAT』<2019年10月1日(火)>
 ドイツ語に「ケーブル(配線)のサラダ」という表現がある。『筆洗』(191001)はこれを今回の税制改正に例える。「テレビの裏でほこりをかぶり、絡み合うケーブルを一本一本解きほぐすのは想像しただけでもやっかいで、口にしたくないサラダである。・・・おそらく、数本のケーブルがある。消費税率を上げたいケーブル。さりとて消費の冷え込みも心配なので家計の負担を軽減したいケーブル。そこに加え、キャッシュレス社会に誘導したいというケーブル。これらが複雑に絡み合った結果、ややこしいサラダが完成している。・・・政府というコックはそのサラダをもう少しうまく作れなかったか」。
 (JN) いよいよ、この日が来た。鉄道会社の値上げのお知らせを聞きにながら出勤する。そして、昼食の時間に早速、現実を目にする。「おぅ、定食が10円値上げだ」。掲示を見るとソフトクリームのお持ち帰りは8%と記している。これぐらいなら良いが、世の中は軽減税の対策で、ゴチャゴチャである。本来、頭の良い者が作ることはシンプルで分かり易いはずだ。しかし、ややこしくてかなわない。頭の良い奴がわざとわからなくしてとしか思えない。非常に無駄な制度だ。手間のかかることが、更に手間をかける。無駄が無駄を呼び、どれだけ効率を悪くしているか。物事は、一つひとつ処理をしていくべきである。グチャグチャのケーブルにごまかされるな。
#ケーブルのサラダ
#定食が10円値上げ
#複雑が絡み合う

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