『指導者の質の向上や、組織運営に第三者を加えるなど・・・』

『指導者の質の向上や、組織運営に第三者を加えるなどの対策は喫緊の課題』<2018年12月29日(土)>
 「今年はスポーツ界で不祥事が相次ぎ、胸を張れなかった」と『春秋』(181229)。「衝撃的だったのが日本大アメリカンフットボール部・・・世間は驚いたり、あきれたり。日本ボクシング連盟でも会長による判定への介入や助成金流用の指示・・・指導者の質の向上や、組織運営に第三者を加えるなどの対策は喫緊の課題であろう。そんなゴタゴタ続きの中、水泳女子やフィギュアスケートの女子、さらには卓球男子で10代の選手の快挙があり、期待と希望の光が差した。来年こそ、上に立つ者の都合でアスリートが振り回されぬよう祈りたい」。
 (JN) 権力の乱用はスポーツ界だけのことではない。また、今に始まったことではない。それぞれの長や上下関係というものは長く続くと腐敗する。どんなに優秀なリーダーや組織であっても、一桁の年数で交替していくようにしないと、その組織はその組織の目的以外のものを守ること主とするようになる。また、表面上の交替をしても同じである、現役、現場が活き活きとしていくためには、組織を大事にするためには、その組織の目的と個人を大事にしなければならない。それはみんなが重々知っているのに、そうできない。さて、私たちは、何を大事にすべきか。