『自撮り写真を撮ろうと事故にあい、死んだ人が・・・』

『自撮り写真を撮ろうと事故にあい、死んだ人が世界中で6年間に259人になると』<2018年10月10日(水)>
 ナルキッソスが生まれた時、予言者テイレシアスは「自分自身を知らなければ長生きするだろう」と。『余録』(181008)は字度地の若者に注意を促す。「CNNは先日、自撮り写真を撮ろうと事故にあい、死んだ人が世界中で6年間に259人になるとの調査結果を報じていた。・・・女性の方が自撮り写真を撮る人は多いが、わざと危ないシーンを演出するのは主に男性で、死者の7割を超える。年齢は30歳未満が大半という。・・・調査の数は氷山の一角、しかも死者は年々増えているという。・・・自分自身を知って長生きしてほしい若者たちだ。
 (JN) 年を取ると、しわやシミが増え、髪は白くなり、我が身を見るのが悲しくなるというほど、自己愛が強くないが、やはりあまり鏡を見たくない。写真も同様だろうか。数年前に高等学校の同期会があり、現実を他人から確認し、また17歳の自分と今の違いを改めて感じた。それでも、自撮りをしてしまうのは、なぜであろうか。自撮りをする者が自己愛が強いということではないが、それなりに自信があろうか。否、無いな。そこのいる自分を自慢したいのであろうか。理由はそれぞれだ。危険な自撮り、迷惑な自撮りをする若者たちの理由は何だろうか。自慢するもの・場所を考えた方が良い。