『都の封じ込め大作戦を「チュウ視」するしかないか』

『都の封じ込め大作戦を「チュウ視」するしかないか』<2018年10月9日(火)>
 その昔、大映では「大群獣ネズラ」を企画し、多量のネズミを集めたが、ダニの発生でボツになった。今、大量のネズミが、築地にいるのかいないのか。豊洲は大丈夫か。『筆洗』(181004)は市場の引っ越しに思う。「豊洲市場への移転で閉場迫る築地市場。移転後に建物の取り壊しが始まれば、すみかを失ったネズミが周辺に逃げだす危険があるらしい。・・・五月と八月の駆除で千四百匹を超えるドブネズミやクマネズミを退治したそうだが、いったい、どれぐらいのネズミが今もいるのやら。築地から一斉に走りだすネズミを想像するだけで身震いする」。
 (JN) 築地の店はどんどん豊洲へ移って行く。それに一緒にネズミたちを行きたいが、厳重な引っ越し管理を求められており、築地に残される。漫画やテーマパークの人気者のネズミは、現実の人間社会では害獣である。その昔の家庭では、猫や蛇がネズミを捕食してくれた。現代は、駆除剤であろうか。そうなる前に、ネズミたちは夜な夜な銀座や日本橋へ繰り出すのか。こっそり豊洲に移動するするかもしれない。大量のネズミたちが空腹となり、周辺の地域に一斉に流れ込もうか。さて、如何にネズミを抑えるか、それとも、対立関係ではない考え方を持つことができないのか。生態関係の連鎖を利用する方法がないものであろうか。