『盆踊りは妖術』

『盆踊りは妖術』<2018年8月20日(月)>
盆踊りについて小泉八雲は「これは妖術である」とつづった。 『春秋』(180818)は「時代は変わり、そんな素朴な風情にはなかなか浸れそうもないが、盆踊りの楽しさ、ゆかしさはいまも健在だと」。そして、「各地で『阿波おどり』と名乗るイベントも開かれている…。その総本山である徳島市阿波おどりが、今年は踊り自体よりも混乱ぶりで全国ニュースになった。…対立を早めに収拾してほしいところだが、かくも人を狂わせるとは、盆踊りはやはり妖術かもしれない」という。
 (JN) お盆の行事は、あの世から戻ってきたご先祖様のためにある。であるから、私たちはこんな元気ですよと、私たちが踊ってご先祖様たちを喜ばし、安心させねばならないのではないか。したがって、お盆の踊りは見るものではなく、全員参加型であるべきだろう。例えば、徳島も、もっと体験型の阿波踊りを充実できないのであろうか。私の関係する市は、よさこい祭りを行っているが、これも一般の者がもっと参加して楽しみ、汗をかいてもいいのではないか。そうすれば、妖術の効き目が上がろうと私は勝手に思っている。