『どんな疑問の球が飛んで来てもはぐらかし続ける首相』

『どんな疑問の球が飛んで来てもはぐらかし続ける首相』<2018年5月29日(火)>
 安倍晋三首相の質問かわしに、『余録』(180529)はドッジボールを思う。元々「円形デッドボール」といったそうだ。ルールや名称が変わりドッジボールになったそうだ。「『ドッジ=dodge』は『身をかわす』『避ける』という意味である。むろん球だけではなく、質問や責任追及を巧みにすり抜ける意味でも用いられる。・・・どんな疑問の球が飛んで来てもはぐらかし続ける首相だが、おかげで政府というコートの中はさんたんたるありさまである。・・・民主主義の統治の中枢を改ざん、隠蔽、見えすいたウソまみれにした政治指導者の責任である」。
 (JN) 現首相はドッジボールが得意であったろうか。当方と同年代ゆえ、やっていたことは間違いない。その時は、自分で身をかわしていたろうが、いまはどうだろう。常に冷静沈着な?首相は、周りに反則技をする者を置き、自分を守っているのか。それとも、周りが勝手にプレーをしているのか。「勝」や財界人には自ら手を差し伸べるが、長時間労働の被害者の家族の面談希望には身をかわしてしまう。交わしてばかりでは埒が明かない。委員会での質問に対して、平気で話をそらして回答をしないのは無駄な時間の浪費である。はっきり言って、さっさとことを明快にして欲しい。また、質問側はデッドボールで退場にならぬように、ストライクを投げてアウトを取れるように。