『代表監督はマゾヒストでなければ務まらない』

『代表監督はマゾヒストでなければ務まらない』<2018年4月12日(木)>
 この度のサッカー日本代表監督の交代に、『余録』(180412)は申す。「名古屋グランパス監督も務め、英プレミアリーグアーセナルを率いるA・ベンゲル監督は数々の名言で知られる知将である。過去に日本代表の監督候補にもなった彼に『代表監督はマゾヒストでなければ務まらない』の一言がある。『この期(ご)に及んで』と驚きが広がるのは当然である。釈然とせぬものも残るが、どうあれW杯大会は始まる。ベンゲル氏は言っている−−『結果は重要なのでない、結果がすべてなのだ』」。
 (JN) この組織では、現場が安心してのチーム・人づくりができないのではないか、と思う解任劇であったと私は思う。「選手のと信頼関係が薄れた」って? 監督は機嫌取りではない。本番で勝てるチームを作ることである。監督に任された選手起用から試合づくり、文句を言っても手を出してはならない。これからこれまでの積み重ねが成果を出すところで、こんなタイミングで監督を交代とは、かえって信頼関係が薄れる。いや、無くなってしまう。ロシアでの結果はどうなろうか。良い結果が出れば、西野監督、良くやったり。悪ければ、ハリルホジッチ前監督の所為である。日本サッカー協会には現場監督の理解度が足りない者が力を持っているのだろうか。どうでしょう。サッカー狂会の皆さん、如何お考えか?