『沖縄の人は「小指の痛みは全身の痛み」と訴えてきた』

『沖縄の人は「小指の痛みは全身の痛み」と訴えてきた』<2017年11月29日(水)>
 沖縄本島国頭村の奥地区が2週間前に大騒ぎになった。『天声人語』(171126)は辺野古埋め立ての影響を伝える。「日本の端っこの、そのまた端っこに国策という火の粉が降りかかり、国の力業に住民は振り回され、分断される。そんな理不尽が度重なってきた。『小さな集落で、反対する人としない人が互いを批判することがないように。それが一番の望みです』。奥から先は海を越え、奄美大島種子島を経て、鹿児島市に至る。本土と沖縄。見えない道がつながっている。では『小指の痛みを』との思いはつながっているだろうか」。
 (JN) 日本という国から差別がなくなるのはいつであろうか。沖縄という美しい島々は本当に日本なのだろうか。この美しい島をいつまで国のために犠牲にして米軍に優遇をしていくのか。行政や国会のこのあり方に、国民は選挙の際にこのことも考慮しているのだろうか。日本が自分の身体だとしたら、小指の痛みは自分の痛みであり、無視できない。何とかしようと治療を試みる。自分であればそこを直そうとするが、今の政府は痛みを訴える人々を鎮静化する事だけであるのだろうか。この現実に、私たちににできることはあるのか。国民は即効力には無力であるが、今後の行動が日本を変えられるはずである。皆で考えてほしい。