『証人を呼んで聞けばたちまち謎が解けるといった都合・・・』

『証人を呼んで聞けばたちまち謎が解けるといった都合のいい制度などあるはずがない』<2017年3月21日(火)>
 「記憶にございません」。「春秋」(170321)は、ロッキード事件小佐野賢治氏はこの言葉を繰り返して議員らの質問をかわしたもの言葉が流行語になったように、「森友学園の問題で、国会でも5年ぶりの証人喚問が行われる。何やらここでは流行語が生まれそうな気配もする」という。そして「そもそも証人を呼んで聞けばたちまち謎が解けるといった都合のいい制度などあるはずがない。豊洲についてもこの先、議会はどう追及していくつもりなのか。そこでこそ力量が試される」と。
 (JN) 「記憶にございません」。為政者の世界では重宝な表現なのであろうか。広辞苑によると、記憶とは、「過去の経験の内容を保持し、それを後で思い出すこと。将来の行動に必要な情報をその時点まで保持することを含む。」などと言うことが記載されている。そうすると、内容を保持していても故意に思う出さないことありえるのか。不必要な情報として保持することを止めてしまったのか。我々の脳みそは便利に忘れることができるようである。従って、そんな者を相手にしていても埒が明かないショーに過ぎないのではないか。選挙目当てでショーを繰り広げる他にやることがないのでしょうか。